白子のインパデッラ

白子


冬は白子がいちばん綺麗に仕上がる季節です。
表面にだけ薄く焼き色をつけ、中は震えるほど柔らかく。
「ただ焼くだけ」に見えて、実は火入れがすべて。

余白のある味は、ワインの香りも邪魔しないからいい。
濃厚なのにしつこくなく、するりと消えていく。
旬のあいだに、何度でも食べて欲しい一皿です。